妻は嘆く
自分があの子をほったらかしにしたから・・・と


ああ〜
私に どんな 慰めが言えよう
私には 何も言えない

〜嘆  き〜

ただ ひたすら まじめに
ただ ひたすら こつこつと
働いていた親父がいた

その子供は言った

僕はお父さんが好き

だけど、
僕はお父さんと違って
やり手のバリバリのIT企業で成功するんだ

10年後

その親父はリストラされた

妻は何も言わずに働き出した


その家には
少し生意気だけどほんとは心根の
やさしい子供が一人残っていた

だけど・・・
いつの間にか
その子供も
夜・・・いなくなった

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