私は 一人花旅 思旅(おもいたび)
久しく 映る古に旅した梅林(うめばやし)
細目で 追っていく舞い散る月日の中
丈のない梅林の連なりに なごり梅
梅の香を背に
かけめぐる幼い日々の夢
空に舞う梅の花より美しく
降り積もる梅の花より美しく
遠い私の思い出よ
ひとひら ふたひらと
変わる街並み 数えてみても
戻りはできない 遠い日々
さよならとひとり言
私は一人花旅 思旅
別れて 思う古のなつかしい梅林
細目で 追っていく まぶしい月日の中
過ぎていく 白雲(しらくも)の行く果てに なごり恋
梅の香を背に
過ぎていく 初恋絵草紙と
手のひらの 梅の花より美しく
遠い私の初恋よ
ひとひら ふたひらと
変わる街並み 数えてみても
もどりはできない遠い日々
